地震。

約3週間ぶりのblogです。

みなさん、ご無事ですか?


3月11日の14:46から、なんだかまだはっきり目覚めれないでいます。


先日同期のお祝いをしに母校の卒業式に行ったのですが、

電車から神戸の街を見ながら色々なことを考えました。






神戸の街のように、絶対に東北も復興します。

でも、いくら上辺がきれいになっても

元通りにならないものが山ほどあることも、

癒えない傷があることも、知っています。



でもその傷が見えなくなるくらいに、絶対に幸せはまた降り積もります。



11日からずっと、阪神淡路大震災のときのことを考えていました。

でもまだ子供だった私が覚えていることは、

5:46の真っ赤な空、

テレビで見た神戸の映像、

絵の上手なお姉ちゃんが死んじゃったこと、

カセットコンロで焼いたお餅、

自宅待機を抜け出して幼馴染と遊んだ空き地、

火を使わない特別給食のパンケーキ、

支援物資で全国から送られてきた文房具、

初めて行った遠くの街の銭湯、

なんだか楽しかった記憶もあるのです。


でも、いまだにタンスなどの横には怖くて寝られません。

大学生のとき震度1、2の地震でも怖くて親に電話をしてました。



忘れていくことと、

絶対に忘れられないこと。




今回被災しなかった私になにができるのか。

あの頃のありがとうを返したい。


とりあえずできることはちょこちょこと動いています。

でもなにより大切なことは、忘れないことだと思います。

自分が体験しなかったことは、簡単に忘れてしまいます。

高校まであの震災は経験してて当たり前なことだったのに、大学で出逢った他県の子たちに「被災児に初めて会った」と言われたのは衝撃でした。


復興というのは思い返せば早いけど、長い長い道のりです。

本当に復興するまで忘れず、みんなが少しずつでも支援を続けること。

復興した街に足を運び、観光客を呼び戻すこと。


今のこの支援の輪が広がり続けることを願っています。